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身延山大学アートコンテスト

2023年度第2回身延山大学アートコンテスト受賞作品

総 評

本コンテストは2回目を迎えましたが、前回より応募作品数が増え、しかも全国各地の高校からご参加いただきました。ありがとうございます。
このコンテストは写真と絵画・イラストを対象にしています。写真の応募が多かったのは前回も今回も同じですが、絵画のレベルがぐっと上がり、最優秀賞をはじめ4点を選ばせていただきました。実はかなり迷ったのですが、最終的にはテクニックよりも作品から受ける勢いや感情を重視しました。
一方、写真家としては写真勢にも頑張っていただきたいのですが、漫然と目の前の光景を写したような作品が多かったように思います。何らかの意図やイメージをもって描く絵画・イラストと同じ土俵で勝負するには、今何に心が動いているのかを意識して撮影する必要があります。写真部の皆さん、ぜひ頑張ってください。

写真家:鹿野貴司

下記写真をクリックすると
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最優秀賞 「花と龍」

つくば開成高等学校 3年 村田アンナさん

選評

おそらく龍を描いたのだと思いますが、令和の龍はこんなにカラフルで華やかなのかと驚かされました。データで応募されたので技法がわからないのですが、デジタルで制作されたのかと思いきや、拡大すると筆のタッチがみられます。構成力、色彩感覚ともに優れた最優秀賞にふさわしい力作だと思います。

優秀賞 「煩悶」

山口県立下松高等学校 2年 田戸佳織さん

選評

渓流の水飛沫にも、あるいは闇夜で荒れ狂う猛獣にも見えてきます。モノトーンですが、黒の中にわずかな色を混ぜているのでしょうか。暗いトーンの作品ですが、温かみも感じさせられます。

優秀賞 「最後まで美しく」

帝京大学可児高等学校 1年 岩井巧馬さん

選評

影をモチーフに、淡い光だけでまとめた写真です。カメラの指示する露出からは大きく外れていると思いますが、それが功を奏しています。モチーフと背景のバランスや、縦で切り取った点もよいと思います。

入選 「漠然とした不安」

秋田県立秋田高等学校 2年 恩田航佑さん

選評

ボカシで描かれた森の中に、シャープな描画で数本の枯れ木が。道の向こうに何があるのか、どんな森の住人がいるのか、いろいろなイメージが膨らむ作品です。

入選 「空に沈む海」

大阪成蹊女子高等学校 2年 下川凛さん

選評

一見シンプルですが、色の深さやダイナミックな筆遣いは見事。高校生らしい勢いも感じさせられます。

入選 「夜空に輝く紫の光」

芝国際中学校・高等学校 1年 田嶋優太さん

選評

実は撮影場所はあのへんだろうな…という推測がつくのですが、うまく切り取った点に感心しました。要素を絞り込み、マンションとスカイツリーだけでまとめた構成力も見事です。

入選 「巡る」

東京都立国際高等学校 2年 若山果楓さん

選評

3点の組写真とみなして審査をしましたが、この並びが美しく、1枚のコラージュとしても高いレベルにあると思います。とりわけ右の崖の写真が効いています。

入選 「苦悩」

静岡県立小山高等学校 3年 細谷康太さん

選評

絵画なのか写真なのか、判断がつかない作品ですが、そのおもしろさも含めて選びました。雑然とした雰囲気や、スポットライトのように龍に当てられた光、そしてその龍の視線など、想像が膨らんでくる写真です。