学修支援組織
学修支援室業務内容
学修支援室では、大学生活を送る中で起きる様々な問題や不安に対し、予防の呼び掛けや対応を行い、日々の生活を楽しく過ごせる事を願いながら学生の手助けの一端となることを目指して業務を行っています。
経済的問題、健康問題、友人関係、就職、留学、ハラスメント等、大学生活にすべてに関わる相談を実施しているのでご利用ください。
学生相談(カウンセリングを含む)
- 学修支援室の職員全員が学生担当相談員なので、内容を問わず気軽に相談して下さい。電話や電子メールでの相談も受けられます。
- スクールカウンセラーの先生は、月2回来校してカウンセリングを行っています。相談希望の場合は学修支援室で予約を取って下さい。
【学生担当相談員】
- 手塚 知子(教員)身延山大学 tezuka@min.ac.jp
- 伊東 久実(教員)身延山大学 ito@min.ac.jp
- 中野 宏子(教員)身延山大学 hnakano@min.ac.jp
- 山本 恵(職員)学修支援室 yamamoto@min.ac.jp
- 服部 智行(職員)学修支援室 hattori@min.ac.jp
【ハラスメント相談員】
- 手塚 知子(教員)身延山大学担当 tezuka@min.ac.jp
- 樋口 宏尚(教員)身延山高校 higuchiu@min.ac.jp
- 青木 志津(教員)身延山高校 saoki@min.ac.jp
- 丸茂 龍正(職員)身延山学園担当 marumo@min.ac.jp
【スクールカウンセラー】
ハラスメント(解説)
本学園(大学・高校)は、ハラスメント(あらゆる形の嫌がらせや人権侵害)を防止し、学生、生徒、教職員の一人一人が尊重され、誰もが安心して就学、就業出来る環境にするために『ハラスメント防止のためのガイドライン』を次の通りに示します。ハラスメントにはセクシュアル・ハラスメント(セクハラ)、アカデミック・ハラスメント(アカハラ)、パワー・ハラスメント(パワハラ)、アルコール・ハラスメント(アルハラ)などがあります。しかし、それぞれ重複していることもあり、その境界線ははっきりしていません。
セクシュアル・ハラスメント
セクシュアル・ハラスメントとは、性的な嫌がらせを言います。相手の意に反して性的な言動、映像や文書などで、精神的、身体的苦痛を与えることです。セクシュアル・ハラスメントには次のような例があります。
学校内外で起きやすいもの
- 性的な風評を流したり、性的なからかいの対象とすること
- 雑誌などの卑猥な写真・記事等をわざと見せたり、読んだりすること
- 身体を執拗に眺め回すこと
- 食事やデートにしつこく誘うこと
- 性的な内容や電話をかけたり性的な内容の手紙、電子メールを送りつけること
- 身体に不必要に接触することなどです。
- etc...
主に学校の外において起こるもの
- 性的な関係を強要すること
- 女性であるというだけでお茶くみ、掃除、私用などを強要すること
- 女性であるというだけで仕事や研究上の実績等を不当に低く評価すること
- 自宅等まで付け回すこと (ストーカー行為)
- 酒席で上司、指導教員等のそばに座席を指定したり、お酒やチークダンス等を強要することなどです。
- etc...
パワー・ハラスメント
パワー・ハラスメントとは、教員、上級生、先輩など優位な立場にあるものが、それを利用して不利益な扱いをすることをいいます。アカデミック・ハラスメントを含みますが、学校関係にかかわらず、一般的な職場や様々なグループ活動も含みます。パワー・ハラスメントには次のような例があります。
- 職場やゼミナール旅行の宴会の際に浴衣に着替えることを強要すること
- 出張への同行を強要したり、出張先で不必要に自室に呼ぶこと
- 教員、上級生、先輩など優位な立場にあるものが、それを利用して旅行や宴席コンパなどの同行を強要すること
- etc...
アカデミック・ハラスメント
アカデミック・ハラスメントとは、『研究教育の場における権力を利用した嫌がらせ』です。パワー・ハラスメントと同義として扱われることもあります。アカデミック・ハラスメントには次のような例があります。
- 教員、上級生、先輩など優位な立場にあるものが、高圧的な話し方をされたり、それに抵抗 したりすると不利益な扱いをすること
- 教員の立場で学生が逆らったり、反発したりするとテスト、成績に反映することをほのめかしたり、実際に行う
- etc...
アルコール・ハラスメント
アルコール・ハラスメントとは、お酒を無理矢理飲ませたり、強引にすすめたり、一気飲みを強制することで、それにより急性アルコール中毒で病院に運ばれたり、場合によっては死に至ることもあります。パワー・ハラスメントと重複する部分もあります。アルコール・ハラスメントには次のような例があります。
- 酒席で断っているにもかかわらず、お酒を強要すること
- 酔いつぶれることが予想されるのにお酒をすすめること
- etc...
被害者になったらどうすればよいの?
- ハラスメントだと感じた時にはできるだけはっきり意思表示しましよう。『いやだ』と言う 勇気を持ちましょう。
- 自分を責めたり、我慢するのはやめましょう。『自分の方が悪いのでは』とか、『嫌といえなかったのだから仕方がない』など思うことはありません。
- メモをしておきましょう。だれに、いつ、どのように、どの場所で、だれと一緒だったかなどメモ、記録をしておきましょう。
- 相談員に相談しましょう。我慢したり、悩んだりせず、相談員に気軽に相談しましょう。
- etc...
加害者になってしまったら!
- もし加害者になってしまったら一人で悩まず相談しましょう。自分がハラスメントをしたつもりがないのに、訴えられた時もしっかりと説明しましょう。
- ハラスメントを指摘されたら相談員から注意を受けます。
- また審査委員会に報告され、適切な措置について審議を受けます。
- etc...
被害を受けたらまず学内相談員に相談しましょう!
身体に接触すれば、すべてセクシャル・ハラスメントになるわけではありません。相互の信頼関係が成立している関係の中で、不快感や恐怖感を伴わない身体接触はあり得ることです。
しかし、信頼関係もなく、不快感を感じるような行為に対しては、はっきりと「NO」という意思を伝えるべきです。「NO」という意思表示をしたにもかかわらずセクシャル・ハラスメントが続いた時、あるいは「NO」という意思を伝えることができない条件下で起ったセクシャル・ハラスメントは是非、相談してください。
「自分にスキがあったのでは」とか、「うまく受け流せない自分が悪いのでは」などと自分を責める必要はありません。どのような問題でも一人で抱え込まずに、勇気を出して相談員に連絡して下さい。また、セクシャル・ハラスメントの被害を受けている友人や同僚がいたら、相談に行くように勧め、証人になってあげて下さい。
相談員へのコンタクトの方法は?
ステップ1
学生担当相談員・ハラスメント相談員・スクールカウンセラーの誰に相談しても電話や手紙や電子メールでコンタクトを取っても結構です。また、第三者からの相談も受付けます。
氏名や相談内容等は全て厳重な秘密事項となります。相談者は、任期中も任期後も相談員として知り得た情報を他に漏らすことはありませんので安心して相談して下さい。また、相談した本人だけではなく、証言をした学生・生徒・教職員もいかなる形態であれ不利益を受けることは決してありません。
ステップ2
相談員は、相談の内容をハラスメント防止委員会に報告します。そして、必要であると判断された場合は、被害者及び相談員の同意のもとに、委員会内に調査委員会が組織され、当事者からの事情聴取が行われ、問題の解決とその防止のために必要な措置を取ります。
ステップ3
被害者に対しては、可能な限り最善の救済が与えられます。 救済には心理的ケアなどの支援が含まれます。
ステップ4
加害者とされた場合は、事実が確認された後に学則及び就業規定による懲戒の対象とされることあります。
医務室の業務内容
本学では、医務室に看護師を配置し、学校医として医師(非常勤)を委嘱して日常的に学生の健康相談、健康診断、健康管理や応急処置に対応している。医務室で対応できない時は、随時学校医と連絡を取り、必要に応じて大学直近の専門医療機関「身延山病院」に要請する体制が整っている。