菩薩戒本宗要(ボサツカイホンシュウヨウ)
菩薩戒本宗要(ボサツカイホンシュウヨウ)全1巻1冊
| 丁 数 | 15丁 |
| 版 式 | 無辺無界 9行19字 双花口魚尾 白口 |
| 装 丁 | 五針眼 綫装 白紙表紙(後補?) |
| 大きさ | 27.8p×19.3p |
| 識 語 | 無し |
| 刊行時期 | 江戸時代初期 |
『菩薩戒本宗要』は別名『梵網経菩薩戒宗本要』『梵網経宗要』ともいい、新羅の太賢が梵網経の下巻
に説かれる菩薩戒本に拠りながら菩薩戒の意義を明らかにしたもので、申経意門・能所成門・修行差別
門の三門からなる。また巻頭に大薦福寺道峯による「太賢法師義記序」が収録されている。
印刷形態は木活字を使用した「木活字本」であり、江戸時代初期に出版された「古活字版」と思われる
。
参考文献:『大蔵経全解説大辞典』 1998年 雄山閣出版


