lao_20th
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ビエンチャン②ユネスコ東南アジア担当者との会談をおこなった。③ワット・シエントーン(02)およびワット・タートルアン(17)の視察をおこなった。ビエンチャン②ラオス仏教連盟(以下、連盟)会長との会談をおこない、仏像修復に関する連盟としての基本的な認識を確認した。連盟としては、仏像が修復できるのであれば非常に喜ばしいことであり、是非行ってもらいたい事業であるとのことであった。また、事業を立ち上げるにあたっては、連盟として協力を惜しまない旨の確約をいただいた。③仏教救援センター(以下、BAC)伊藤佳通代表、およびラオス駐在員との情報交換会をおこなった。この事業を本格的に立ち上げる際には、全面的な協力を約束する旨の確約をいただいた。④ユネスコ・ルアンパバーン事務所を表敬訪問し、本事業の内容紹介をおこなった。正式に活動を行う際には、ユネスコの懸案事項のひとつであるブロンズ像制作技術について、技術供与の実施を実現してほしい旨、先方よりお願いされた。③ワット・ビスンナラート(20)において、仏像調査活動を開始。須弥壇上を除く、91体の仏像の所見を調査カードに記入。採寸および写真撮影をおこなった。④同寺の仏像1体(No.42)について、詳細な調査を実施した。93ビエンチャン本資料は各事業報告書から抜粋し、加筆修正したものです。参加人員は事業現地渡航者(日本人)を記載しています(全て順不同・敬称略)。()内の2桁の数字は本事業に於いてナンバリングした寺院番号、同じく()内に「No.」を付した数字は本事業にてナンバリングした仏像番号を表します。予備調査(第1回)期  間 2000(平成12)年2月24日~同27日場  所 ラオス人民民主共和国 ルアンパバーン、参加人員(3名) 柳本伊左雄  池上 要靖  三輪 是法主な活動内容①ルアンパバーンにおいて、世界遺産地区建築物修復の視察をおこなった。併せて、寺院の仏像の現況について確認をおこなった。予備調査(第2回)期  間 2001(平成13)年2月25日~3月5日場  所 ラオス人民民主共和国 ルアンパバーン、参加人員(6名) 柳本伊左雄  池上 要靖  三輪 是法 菊池 伸洋  木村 慈法  櫻井可奈子 五十嵐 豪主な活動内容①ルアンパバーンにおける寺院および仏像の現況について、予備調査をおこなった。また、ワット・シエントーン(02)、ワット・マイ(13)、ワット・ビスンナラート(20)の各寺院において、仏像10体の予備調査をおこなった。第1回 事業期  間 2001(平成13)年9月1日~同25日場  所 ラオス人民民主共和国 ルアンパバーン、参加人員(13名) 浅井 圓道  柳本伊左雄  池上 要靖 関戸 堯海  三輪 是法  菊池 伸洋 木村 慈法  櫻井可奈子  池田健太郎  兒玉 一乃  依田  司  森田 信宏 須長 愛子主な活動内容①身延山大学とラオス人民民主共和国情報文化省考古学局との間で、事業に関する協定書を締結した。②調査並びに修復拠点確保の為に、情報文化省考古学局ルアンパバーン事務所との交渉、並びに当該地(情報文化省図書館に併設されている高床式長屋)の視察を行い、仮拠点として位置付けた。事業の記録

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