lao_20th
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左側が山砂の芯、右側が川砂の芯注2 100gのレンガが32.5ccの水を吸収した38葉水の量を調整したVat Aphay佛像修復のための金属の支えや粗骨材レンガの実験 VatAphayの4メートルの仏像の現在の構造は以下の通り:レンガの土台がpathaipunで覆われ、内側で木製の梁が支えている。Pathaipunの層がこれを覆い、外側に顔料と金箔の仕上げが施されている。修復するために何が必要かをよりよく理解するために、同様のミニ彫像を作成して実験した。 左側は実際の像。中央には、ビエンチャン美術大学のPhoneSith氏が描いたミニ仏像のデザインがある。この図に基づいて、仏像の金属ワイヤー内部支えを作成し、pathaipunが支えに付着するように麻で包み、台座部分として使用するためにレンガをカットした。完成した佛像の内部部分は、右側の写真で見える。 内部の部分を作った後、川砂と山砂の2種類のpathaipetで実験した。内層には、以下の作成法で作った単純なpathaipetを使用した。内層と外層の両方で、水牛の皮の接着剤(nangkhuai)とサトウキビの水(namoy)に含まれる水の比率は、上記のpathaipetの作成法に沿って一定に保った。内層のpathaipet砂=500g(山砂バージョンも川砂バージョンも同量)Yangbong=100gMaakFen葉水=200cc水牛皮のり(NangKhuai)=160gサトウキビ水(NamOy)=57g 上記の作成法でpathaipetを作り、中央部分に盛って、2体の仏像の芯の部分を完成させた。 これらを2日間かけて完全に乾燥させた。次に、以下の作成法を使用して外層のpathaipetを準備した。pathaipet(外層)砂=500g(山砂バージョンも川砂バージョンも)Yangbongの粉=100gMaakFen葉水=100cc水牛皮のり(NangKhuai)=160gサトウキビ水(NamOy)=57g200g3-5㎜の大きさになるまで砕いて、水に浸したレンガ注1 レンガが吸収した水量に合わせてmaakfen ラオスでは伝統的にこのように使用されてきた

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