経験された学びとは大分違ってきます。他の大学で学ばれ、本学に編入された方もいらっしゃると思いますが、大学ではまず、ご自身の将来を見据え、人生の設計をしていくための学問カリキュラムを組んでいく必要があります。決して受動的ではありません。自らが求めて行く学びへと変わってきます。つまり、どのように将来、社会に出ていくか、それまでの準備期間でもあるのです。「大学は人生の夏休み」という人もいます。しかしそれは、決して「楽」な休みという意味ではなく、社会に立つまでの準備期間を「夏休み」と比喩しているのでしょう。 言うまでもなく、この大学は、釈尊の普遍的な尊い教えと、日蓮大聖人がそのご生涯かけて貫かれた法華経の精神に育まれた大学です。日蓮大聖人の魂が棲む、宗門最大の聖地に建つ大学です。大学生活の四年間は、皆さんの人生にとってわずかな時間です。しかしここでの学び、生活は、必ず皆さんの貴い理念となり、社会に広く貢献し活躍のできる原動力になるはずです。 私たち保護者会は、これまでのコロナ禍の制限制約の中で身動きできず、歯がゆい思いをして参りました。それでも何か学生の役に立てる活動ができたはずではないかと、今は、反省ばかりしています。これからは、ウイズコロナ、ポストコロナ時代の到来です。私どもは新たな気持ちで、身延山大学、望月海慧学長先生をはじめ、教職員の方々と協力をし、全学生の健やかな学び、生活をサポートして参る所存であります。新入生の保護者の皆様にも衰微なくご支援、ご協力をお願い申し上げます。 どうか、新入生の皆さんには本大学での学び、生活が皆様にとって有意義な人生の準備期間となりますよう切にお祈り申し上げ、結びといたします。第52号(年2回発行)令和5年11月号― 5 ―〒424-0203静岡県静岡市清水区興津東町776電話 054-369-0653NANTEN瑞泉寺住 職 丸 茂 龍 正身延山学園法人事務局長
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