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個人文庫紹介

個人文庫

    身延山大学図書館では、身延山に縁の有る個人からの蔵書の寄贈・購入により、現在11件の個人
     文庫を所蔵しています。
     これらの個人文庫の資料には、和漢古典籍など貸出等利用に制限のあるものが御座いますが、原
     則として閲覧は可能ですので、利用の際は館員にお問合せ下さい。
     (代表的な個人文庫を4件紹介します。残りは順次公開していきます)

坂本日深文庫(坂本文庫)

    立正大学学長をされた坂本幸男氏(日深とも 1899-1973)が所蔵した和漢古典籍(863部 
     4049冊)・洋装本(和書約3514冊 洋書約301冊)・講義録・原稿など。
     坂本氏は岩波文庫「法華経」(全3巻)の監修をされるなど法華経研究・華厳教学を中心に各宗
     派に及んでいる。
     坂本文庫所蔵和漢古典籍の書誌データ・所属データは独立行政法人国立情報学研究所(NII)で
     運用しているNACSIS-CATに登録済み。

中尾文庫

    立正大学名誉教授中尾堯氏(1931−)の所蔵の内、現在和書1420冊 洋書10冊を寄贈。
     中尾氏は現在日本古文書学会顧問であり、文庫の内容も史学(特に日本史)に関する資料が中心
     である。

松山文庫

    インド思想研究家・幻想文学研究家の松山俊太郎氏(1930−)の蔵書の内、和書296冊 洋書4
     826冊を購入。
     本学図書館には「續修四庫全書」「筆記小説大観」等の中国語資料(内容は中国思想・中国文学
     )を中心に所蔵している。

池原日祈文庫(池原文庫)

    本学同窓生で日蓮宗本山小室山妙法寺82世池原日祈師(ー2010)の蔵書中、現在和書約1359冊
     古文書105点を登録。
     池原師は山梨県内の俳諧史の研究をしていたことから、蔵書の大半が国文学(特に俳諧に関する
     資料)が中心である。
     また古文書は現在整理作業中であるが、江戸後期から明治中期にかけて現山梨県南アルプス市古
     市場で蘭方医を開業していた大久保家資料が中心であり、現在大学図書館では大久保家の家計簿
     (安政4年〜明治28年まで計21冊現存)を含む帳面類の登録を完了し、現在書簡類を整理中であ
     る。

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